HOME > 工事レポート > 青葉区H邸工事レポート

青葉区H邸工事レポート


 

・・・ 青葉区H邸工事レポート ・・・
お電話を頂き早速ご自宅、拝見させて頂きました。
今回の塗装工事の内容は、入り口の鉄手摺りと、中庭の外階段の塗装でした。前回の塗装から7年位経っているそうで、他の非鉄金属に比べ、鉄そのものはガッチリとしてコストも安いです、しかし酸性雨や湿気にもの凄く弱く手入れが大変なので、7年と言う月日は少し長すぎる気がします。私もよくお客様から「鉄部は何年位に塗り替えた方が良いですか?」と質問されますが、4年〜5年を目安にと言っております。中には、3年に一度塗り替えられるお客様もいらっしゃる位です。
鉄自体長い月日の間、酸性雨に打たれ酸化が起こりバクレツし(膨張し)、やがて少しずつ鉄が落ちていってしまいますこうなる現象を防ぐには、やはりこまめな塗装をお進めします、鉄を塗装して雨が入らないようにしっかりコーティングすると言う事ですね。
さて本題に入りますが、今回の塗装工事の一番の目的は、錆び落としだなと思いました、機械を使ってしっかりと前回の塗膜と錆びを落とすのが重要と思いました、もし手工具などで落としたとしたら1年も経たずに旧塗膜からの剥がれや錆びが出てきてしまいますね、人の手の力だけでは、十分に錆びを落とす事ができないからです3人で錆びを落とすのが、まる1日かかりましたもうここまで来ると7割位塗装工事が完了した事になりますそして錆び止め塗装ですね、乾燥が早く既存鉄部にしっかりと密着するエポキシ系の塗料をハケ塗りとローラーとでタップリと塗っていきました、私がまだ見習いの頃は、今の塗料に近い物は、無く乾きが遅くて密着もそこそこで次の工程に移るのが大変でした、錆び止め乾燥後、ウレタン塗料を同じくハケ塗りとローラーとで2回塗りで完了しました。実際3回塗りの所も有りました。
ここでお話ししたい事が有ります、よく塗装の見積もりに出てくる(ケレン工)けれんこう錆び落としの項目ですが、私が塗装学校(神奈川県塗装技能訓練学校)にまだ通っていた頃、積算の授業の時に「ケレン工」と言う項目があり、なんで「錆び落とし」ではなく「ケレン工」なのかな?と考えていました、このさえ聴いてみようと(先生質問が有ります、なんで「錆び落とし」では、なく「ケレン工」と言うのですか?)こう答えました、黒船ペリー来航の時に1度目か2度目の来航の時かは、忘れてしまいましたがその時に今で言うコールタールが日本に初めて入ってきたのです。今の塗料の原料みたいな物で、その黒船に塗ってあったのが黒いタールだったそうです。そしてペリーが日本人達にタールの塗り方を教えた時に錆びている船に塗ったのでは、すぐ剥がれるのでとにかく下地を、(クリーン、クリーン)にしろと言っていたのを日本人達が(ケレン?ケレン?)と間違った解釈からケレンとその時から今でも呼ばれ続けているそうなのです。
そして国の公共工事や一般の塗装工事での錆び落としの項目は、今でもケレン工となっているのです。
もしペリー来航がなければ今の日本に塗料その物が無かったかもしれまませんね、もしくは、塗料の発展もここまで進んでいなかったかもしれません、私も塗装業に携わっていなかったかもしれませんね、本当に人と人の出会いと言うのは、不思議な物ですね大事にして行きたいものです。
私のお話は、この位にしてH様この度は、色々とお世話になりましたもうこれでしばらくは、安心して階段も歩けると思いますまた何か有りましたらお手伝いさせて頂きたいと思います。

仕様材料、
錆び止め塗料、関西ペイント、ザウルスEX、1缶
上塗り塗料、関西ペイント、セラMレタン、2缶
ケレン工具、ディスクサンダー、カップワイヤー、ディスクペーパー


※画像をクリックすると拡大表示します。画像の右側をクリックすると次に進めます。

施工前

施工途中

施工完了

 


 

▲ページのトップへ